【乾燥肌ケア】寒さと子供のカサカサは比例する

乾燥肌の赤ちゃんの写真 育児

10月半ばを過ぎてからめっきり寒さが増してきました。

1日の寒暖さが激しく、毎日の保育園の服装に悩みます。

この時期になると酷くなるのが乾燥肌。

子供は大人より乾燥しやすいですが、うちの4姉妹は全員酷さは違えど乾燥肌と闘ってきました。

 

乾燥肌とは

乾燥肌とは肌の水分が不足して潤っていない状態です。

ドライスキンとも呼ばれています。

正常な肌は、皮脂と水分によって出来ている「皮脂膜」というバリアで守られています。

油分と水分のバランスが保たれていると「うるおい」がありハリや弾力がある肌になります。

一方、乾燥肌は角質の水分量が少ない状態です。

表面の潤いが失われた肌はカサカサ、敏感な状態になり、外部からの刺激を受けやすくなります。

 

子供はなぜ乾燥肌になりやすいのか?

子供の皮膚は大人と比べると薄く、刺激を受けやすい状態にあります。

皮膚が薄いと言うことはそれだけ水分が失われてしまうということ。

生後2,3ヶ月ごろまではママから貰ったホルモンの影響で守られている肌も、4ヶ月以降になると急激に皮脂の分泌量が減り、水分が逃げてしまう状態になります。

そのため肌が赤くなったり、鮫肌になったり、痒がるようになってしまいます。

 

乾燥肌には保湿が重要

とにかく、1に保湿!2に保湿!

肌の中の水分が逃げないように、ローションやミルクタイプの保湿剤で保湿後、クリームやワセリンなどで膜を作って上げると潤った状態が長く続きます。

長女から四女まで20年近く乾燥肌と付き合っていますが、出来れば保湿は最低でも1日2回は必要です。

忙しいので朝忘れるときももちろんありました。

朝忘れてそのままうっかり夜になると、かなり水分が奪われている状態。

皮脂が少ない状態のお風呂上りはもちろん、大まかでいいので忙しくても朝も必ず保湿してあげると、肌の状態がずいぶん良くなります。

今2歳の四女はまだまだ肌の状態が不安定なので、毎日2回の保湿はどんなに忙しくても続けています。

 

乾燥肌の洗い方

保湿を十分にしても、もちろんそれだけではよくなりません。

乾燥肌に刺激は禁物!

体を痒がるし、子供は新陳代謝も激しいのでついついしっかり洗いたくなってしまいます。

しかし、洗いすぎると必要な皮脂まで落ちてしまい、ますます乾燥することに!

小児科の先生に指導された洗い方は

 

「全身に石鹸を使用しない」

 

皮膚が重なる首や脇の下。汚れやすい股の部分や手の平、足の平などは石鹸で清潔にし、後は10分ほど湯船につかるだけでOK。

石鹸を使わなくても、湯船につかるだけで8割~9割の汚れが落ちるそうです。

恥ずかしながら、最近までこの方法を知らず、三女までは毎日石鹸で綺麗にあらっておりました。

みんな大きくなって肌質はだいぶ改善されていますが、もっと早くに知っていたら小さいころの痒みがもう少し改善出来たかも知れません。

四女はこの洗い方やしっかり保湿をしても年齢的にまだカサカサの状態。

これからの季節、時間がある時は2度だけでなく、日に3度4度と保湿してあげようと思います。

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