四女の保育園の同じクラスにRSウイルスが出てしまいました。
とにかく、家では手洗いうがい!
よく食べてよく眠って免疫力をつけて予防するしかありません。
RSウイルスとの初めての出会い
最近よく聞くようになった「RSウイルス」
私がこの名前を初めて聞いたのは去年の冬。
四女が保育所に通いだし、秋が深まったころでした。
四女は0歳児から預けていたため、姉妹が多いとはいえ当時は免疫があまりない状態。
よく食べ、よく動く四女。体は丈夫でしたが、頻度は少なくても保育所で色々な疾患を貰ってくるのは仕方ありません。
入所1年目にみんなが必ず通る道です。
罹患
それまでも色々な風邪を貰ってきてましたが、基本熱が出ても病院で診てもらい、薬を飲めば完治して元気に保育所に通っていました。
でも、RSウイルスは違いました。
最初は風邪の軽い症状から始まります。
ただの鼻風邪かなー?ぐらいに思っていました。発熱と咳も出ていたため病院で診てもらう事に…。
その時、保育所で流行している病気の通達は無かったこともあり、
「おそらく風邪でしょう」
と診断され、いつも通りの薬を貰って帰宅。
その後、特に悪化せず元気に過ごす四女。
しかし、みんなが寝静まった頃から雲行きが怪しくなっていきます。
それまでも軽く咳はしてましたが、段々と痰が絡んだ重たい咳になりました。
おまけに呼吸も苦しそうです。
ゼーゼーヒューヒューと、まるで喘息発作のようなのです。
流石に4人目なので、普通じゃないことは分かりましたが、風邪が悪化して気管支炎にでもなったかな?
ぐらいに思い、その日は苦しそうな四女を一晩中縦に抱っこして、座ったまま仮眠。
翌朝また病院に連れて行くことにしました。
検査される
朝一番に予約を取って病院へ。
夜中の症状を伝えると、先生から
「検査しましょう」
と言われ、検査後待つこと10分。
お昼は横になってないため、いくらか楽そうな四女。
ぐったりした様子もなく、遊んで待っていたところに先生登場。
「RSウイルスが陽性でした」
とのこと。
「?」
初めて聞く病名でした。
その時説明された内容が、
- 秋から冬にかけて流行り、感染力が強いこと
- 普通の風邪より重篤になりやすいこと
- 喘息のような症状で、乳児はチアノーゼが出ることもあること
当時1歳の四女は容態が変わったらすぐに連絡するよう言われました。
呑気に風邪と思っていた私はびっくりです。
入院するケースも多いらしく、注意して看るように言われました。
咳が完全になくなるまで3週間
幸い、酷くならずに入院も点滴もせずに済んだ四女。
それでも、毎日吸入には通いました。
とにかく咳がしつこいのなんの!
個人差はあると思いますが、四女の場合体調は戻っているのに咳だけが3週間程続いて可哀想でした。
今思えば、RSウイルスという病名がまだメジャーじゃなかった長女や次女の小さい頃、
検査もせず気管支炎と診断され、しつこかった咳はRSウイルスだったのかも知れません。
今となっては分かりませんが、とにかく4人とも入院する状況にならなくて良かったです。
RSウイルスに罹ってしまったら
RSウイルスには抗ウイルス薬がないため、病院からは咳止めや痰きりなどの症状を和らげる薬や、熱が高い場合は解熱剤などが処方されます。
罹った子供は本当に辛そうで、それを看護する母親にも精神的肉体的負担がかかります。
気管が辛くなる病気なので、部屋の温度調整や加湿で楽にしてあげることが大切です。
後は体力勝負になるため、子供が食べたがるものを与えて体力をつけてあげることが必要です。
といっても、体調が悪いので無理に食べさせるのは腸への負担になり逆効果。
あくまで本人が欲しがる食べやすいもの。果汁やアイスクリームやゼリーや果物など、口当たりがいいものを与えれば大丈夫。
回復すれば自然とご飯を食べるようになるので栄養不足の心配はありません。
看病するお母さんやお父さんも、症状が喘息に似ているため、夜ゆっくり睡眠を取ることができません。とにかく食べて乗り切ることが必要です。
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