事件は突然に
洗濯を干そうとベランダに出ると小さな黒い物体が点々とあります。
そうです。糞です。
何かの糞です!
そこまでは分かりますが、それ以上が分かりません。
すぐに頭に浮かんだのが
ネズミ!?
と思いましたが、それにしては小さいのです。
そこで調べることに・・・。
どうやらコウモリかヤモリの糞らしいです。
検索すると膨大な情報が出てくることから、困っている人が結構いることも判明。
今までマンション住まいで、コウモリやヤモリの糞被害があることを全く知らずに生きてきた数十年。
そういえば、引っ越してからどっちもすぐに見かけたな・・・と、心当たりもあったので、まずはどちらの糞か調べることに。
ヤモリとコウモリの糞の違い
ヤモリの糞は鳥類と同じように白いものが混じった糞とのこと。
白いものは尿酸で、大体の生物は尿と糞を別々で排泄しますが、爬虫類と鳥類は尿としてではなく、糞と一緒に排泄をするそうです。
そして、壁を這うヤモリの糞は壁の側面に張り付く事もあるとか!
ヤモリの糞とは違い、哺乳類であるコウモリの糞には白い物は混じっていません。
黒っぽく、昆虫を食べるため崩れやすい糞です。
コウモリの糞は大体軒下や屋根の下、コウモリが止まれる場所の下にある事が殆どです。
我が家のベランダに落ちていた糞に白い物は混じっていませんでした。箒で掃いた時に崩れていた気がします。(知らずに箒で掃いてしまいましたが、見つけたら直ぐに掃かずに先ずはこちら)
糞が落ちている上部には物干し竿。
その日の洗濯物を取り込んだ後、面倒ですがすぐに物干し竿を撤去!
なんと!次の日には糞がありません!
やったー!と喜んだのも束の間…2日後にまたやられてしまいました…
人体への影響
とにかくまずは処理が先決です。
たかが糞、されど糞。
少なからず良くないものが必ず含まれています。
子供もまだ小さいため、どういった影響があるか心配!
ということで、調べると・・・
コウモリ自体に病原菌やダニはやノミが媒介してるので、糞にも病原菌はもちろん、カビ菌まで含まれていることが判明!
最初に発見した時、安易に箒で掃いたのは大間違いでした。
カビ菌は体内に入って喘息やアレルギーの原因になります。
早速正しい処理方法を学ぶことにしました。
コウモリの糞を処理する
- 手袋、マスク、ゴーグルを用意する(ゴーグルがなく、仕方なく手袋とマスクのみ用意)
- 掃除道具(箒、ちりとり、ゴミ袋、雑巾)を用意する
- 消毒用のアルコールか漂白剤を用意する
いざ!糞掃除へっ!
掃除の仕方はいたって普通で、箒で掃いてちりとりで取ってゴミ袋へ。
その後、雑巾で糞があった場所を消毒用アルコールか漂白剤で拭けばOKです。
注意すべきはその際、素手で触れないこと、カビ菌があるため吸い込まないこと、本当は目にも入らないした方がベスト!(なかったので今回はゴーグルなしで処理しましたが・・・今後のために購入します)
コウモリの駆除
コウモリは鳥獣保護管理法という法律によって守られているため、捕獲したり殺すことはできません。
家から追い出す方法しか駆除の方法はないのです。
追い出すためには、コウモリにとって「居心地が悪い」と感じる環境にすることが必須になってきます。
コウモリの嫌いな臭いがするスプレーやくん煙タイプの忌避剤で追い出し、侵入できないように入り口を塞ぎます。
冬眠されると追い出せなくなるので、コウモリの活動が活発になる時期が理想とのこと。
とりあえずは嫌がるスプレーで様子を見てみようと思います。
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